栃木旅行7 古峯神社

2019/4/6 日帰り 走行500km (ページ2  1/2)

パワースポットで有名な峯神社へ向かうため、龍王峡から鬼怒川温泉郷・今市市街地を過ぎ栃木県鹿沼市の山奥へ入っていく。道は細くなり杉の木だらけの林道を登っていく。今年は花粉の飛散量が去年の5倍以上で、2~3月は特に酷く空気清浄機を買ってしまう程重症だった。花粉症対策には花粉薬の他にレンコンパウダー・ヨーグルト・ワインが効くらしく、色々試していたので最近は症状は治まった。

15:06山道を抜けると車道をまたぐ大きな大鳥居が現れた。高さ24.6m・幅34.2mほどあり鋼製の鳥居。

15:13 大きな鋼製鳥居から6km程走ると古峯神社駐車場に到着。駐車場は無料で300台止められるが古峯神社入り口付近は満車状態だった。

駐車場前に石鳥居があり一礼し古峯神社の神域へと進む。石鳥居の額に一ノ鳥居とある。周りは自然豊かで気持ちがいい。

二つ目の木製の鳥居。

左に手水舎があり身を清める。手水舎の前で軽く一礼し、右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清め、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流し(少し残す)、最後に残った水で柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置き、最後に軽く一礼する。

三つ目の石鳥居の左に大きな天狗の像があったので向かってみる。

立派な鼻の天狗の像。大きく正面から見ると迫力がある。昭和56年5月22日に奉納されたそうだ。古峯神社では天狗は神の使いとして災いが起きた時に飛翔して災いを取り除いてくれると信仰されていて崇拝者が心願成就の暁に天狗の面や像を奉納するそうだ。

4つ目の石鳥居。この先にもあり鳥居がたくさんある神社では一礼するのは最初の鳥居の入る時と出る時だけでよいといわれる。鳥居は神域への入口、玄関みたいなもので人様のお宅にお邪魔した時に「お邪魔します。お邪魔しました」と同じ感覚。

15:21 石段を上った先に拝殿があり二礼二拍手一礼で参拝する。木彫りの彫刻が見事だった。御祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。御神徳は故事により火防・海上安全・大漁満足・五穀豊穣。他に国家安泰・家内安全・商売繁盛・交通安全・当病平癒・身体健全など。

古峯神社の拝殿の中に社務所があるので拝殿の中に入れる。靴を下駄箱に置き入る。

大広間があり祭壇の前にお賽銭箱があったので祈祷など行事が行われていなければここでも参拝出来そうだった。

最近テレビで、アートなイラスト付きの天狗の御朱印が頂けると紹介されていたので社務所前には御朱印待ちの行列が出来ていると思ったら以外に土曜日でも人はまばらだった。夕方が穴場の時間なのかもしれない。

廊下に御朱印の見本が飾られていて、印刷した御朱印をもらう場合は番号を社務所で伝えるとすぐもらえる。(授与料500円)御朱印帳に直接書いてもらう場合は当日出社している書き手の御朱印の中から選び書いてもらう。混雑している場合は選べない時もある。当日欲しい御朱印の書き手がいない場合は郵送で対応してくれる。(送料1000円)当日書いてもらう時空いていれば10分~20分程で頂け、混雑している時は数時間待つそうなので、休憩所や、テレビの帰れマンデーで紹介されていた、古峯神社神庭「古峯園」(入園料300円 9:00~17:00)等で気長に待つのもいい。

天狗の面や像がたくさん飾られていて一室に巨大な大天狗と鳥天狗の面が飾られていた。巨大な木をくりぬいて作ったそうで迫力がある

古峯神社ではこの天狗の間等で宿泊もできる。一泊二食で6,480円~。

15:41 参拝を終え駐車場に戻ってくると天狗屋の客引きのおばちゃんにつかまり、お店入口に最近新しい年号が発表された「令和」の張り紙も気になりだんごでも食べることに。

店内は広く団体さんの予約席で半分埋まっていた。お土産コーナーもある。だんごは醤油ダレと味噌ダレがあり二本づつ注文する。

無料のお茶を飲みながらまっているとお店の人が「古峰まんじゅう美味しいよ」と試食を勧められ、あんこの中に栗餡が入っていて美味しかった。1個100円程。後ろに機械がありここで製造販売している様だ。

デザインは天狗のウチワに古峰と刻印されているが、刻印が上手くいかなかったB級品が7個入りで550円と少しお買い得だったので購入した。

15:52 団子が出てきた。味噌ダレ350円。一つが結構大きくボリュームがある。

醤油ダレも出てきた。食べてみると固く時間が経ってしまった団子みたいで微妙だった。団子にはせっかく「天狗屋」とピンクで刻印されているのにタレで隠れ見えなく不完全燃焼な感じだった。350円は高い気がした。

16:00頃 次はパワースポットの古峯神社の奥宮の深山巴の宿へ向かう。

古峯神社

栃木県鹿沼市草久3027 祈祷時間 8:00~17:00  tel 0289-74-2111

深山巴の宿古峯神社の道をさらに進んだ場所にあり場所がよくわからなかったので適当にカーナビに場所をセットして進んだ。少し急な山道を登っていく10分程走ってもそれらしい場所にはつかず不安になってくる。

16:15 道路に駐車スペース4~5台分位の路肩のある道があり小さな看板に深山巴の宿の看板を見つけ到着。適当に場所をセットしたはずのにカーナビが「目的地に到着しました。案内を終了します」とアナウンスされ、神様に呼ばれて着た様だ。

ここから100m程先に古峯神社奥宮の深山巴の宿がある。

森に囲まれた遊歩道を進む。熊注意の看板があり熊鈴があった方がいいかもしれない。

案内板によると、深山の巴の宿とは日光開山の勝道上人が明星天子の示現により修行の地として定められた場所。勝道上人はここに草庵を結び古峯の大神の御神威と古峯ケ原の人々の援助によって修行を積まれ二荒山を開山し、日光発祥の地となった。後に全日光僧坊達の修行の場として1,000年の長きにわたり明治初年に至るまで修験道が行われていた。今では古峯神社の禊所として使われている。

古峯神社奥宮へと向かう鳥居が現れ、この先からは別世界に繋がっているような感じや軽い気持ちでは進んではいけないような感じがして進むのに少し躊躇する。熊本県の幣立神宮の御神陵みたいだった。深山巴の宿は栃木県指定重要文化財史跡。

橋があり綺麗な清水が緩やかに流れる川があった。

案内板によると巴形に清水が流れていて、そこから巴の宿と言われる様になったそうだ。川の畔に石像が祀られていた。

弁財天様を竜神様が蜷局を巻き守っているような不思議な像。

16:20 いくつもの鳥居を過ぎ深山巴の宿に到着。とても静かな空間で異世界にいるような感覚でふわふわする。

深山巴の宿 動画

石碑がいくつかあり、古峯神社御祭神の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と日光開山の勝道上人が祀られているそうだ。後ろにある御神木も立派でパワーを感じた。

16:26 次は近くの温泉施設の前日光つつじの湯交流館に行く予定だったが宇都宮餃子の人気店の正嗣に間に合わなくなる恐れがあったので、30km程先にある正嗣・鹿沼店に向かった。

17:23 宇都宮餃子の人気店の正嗣・鹿沼店に到着。20時まで営業しているが売切れ次第閉店してしまうので注意が必要だ。駐車場は店の奥に9台止められる。店内に入るとカウンター席のみで20席くらいあった。夕方の時間帯だったで土曜日でも先客は5~6人程と空いていた。メニューは焼餃子・水餃子のみで一人前210円。10年ほど前は一人前160円ともっと安かった。みんな焼2、水1で注文する。空いていてもカウンターには持ち帰り用の焼き餃子がたくさん置かれ、持ち帰りの電話注文もひっきりなしにかかってきていた。お店の方は家族経営されているような感じで、忙しそうながらも4人位で接客・調理・電話対応・お土産用・持ち帰りの対応を分担して対応していた。

17:31 注文して数分で正嗣の宇都宮餃子が出てきた。焼餃子一人前6個で210円。少し小ぶりなサイズで皮はパリパリに焼かれていている。餡にはキャベツ、ねぎ、生姜、ニラ、にんにく、豚肉が入っていて、野菜の甘みとショウガが少し効いていてあっさりしていて美味しい。にんにく臭はほとんど感じない。旨味を感じ中毒性がありもっと食べたくなる。お酒のおつまみに最適なので近くの人は羨ましい。

水餃子も出てきた。味付けはされていないので醤油と酢とラー油で味付けして食べる。個人的に酢を多めに入れ、醤油を少しづつ入れ微調整していくと美味しいスープができる。水餃子は焼餃子と違い皮がモチモチでツルっとしていてあっさりして食べやすく餡の旨味をより堪能できる。美味しかったのでみんな4人前づつ正嗣の冷凍餃子をお土産にお持ち帰りした。持ち帰りは2人前からで、焼餃子は一人前210円で冷凍餃子は一人前200円。保冷袋は200円。4人前ではすぐ食べてしまい楽天市場の通販でも購入できるので120個お取り寄せした。送料は1,000円かかるが元が一人前200円と安いのでたくさん購入すれば送料も気にならない。一箱ごとに餃子のタレが一パック入っていた。冷凍のままフライパンに入れ熱湯を入れ蓋をして10分位で正嗣の美味しい餃子が再現され美味しかった。お勧めだ。

17:40頃 食べ終わり次は五大桜の一つの埼玉県北本市にある石戸蒲ザクラにむかった。

宇都宮餃子 正嗣 鹿沼店

栃木県鹿沼市緑町1-2-35  tel 0289-62-9698 営業時間12:00~20:00 水曜休(月二回火曜休) 駐車場有(9台)

19:10 鹿沼ICから高速に乗り白岡菖蒲ICで高速を降り軽自動車で1,710円支払う。高速を下りてからも距離は結構あり、石戸蒲ザクラのライトアップが何時までか分からず、五大桜の福島・三春滝桜や山梨の神代桜などを制覇してきた桜好きのガッチャは焦っていた。五大桜の一つの石戸蒲ザクラは東光寺の境内に生育している。

19:50 東光寺駐車用に到着。50台位止められそうな広い駐車場にも綺麗な桜が見事に咲いていた。しかし車のライトに照らされないと全く見えないので、ネットの情報でライトアップが20時までの情報もありライトアップされているか心配だ。ガッチャは到着し車を出て一人でみんなを置いて行って走って行ってしまった。テレビの「帰れマンデー見っけ隊!!」見たいに走っていった。

東光寺の境内に大きな石戸蒲ザクラが満開に咲いていた。ライトアップも投光器二つながらされていて間に合った。後で調べたら22時までライトアップされるそうだ。あたりは暗くて全景は良く分からなかったのが残念。夜でも人はひっきりなしにたくさんの人が訪れていた。

石戸蒲ザクラは樹齢約800年で1922年に国の天然記念物に指定され日本五大桜の一つ。樹高約12m、根回り約7.2mあり、ヤマザクラとエドヒガンの自然雑種の桜と言われ、世界でこの石戸蒲桜一本しか存在していない貴重な桜。風が強く肌寒く花びらがもう散り始めていた。

20:20頃 寒くて自分がお腹が痛くなってしまったこともあり帰ることに。

会計 (有料道路5,070円+食費8,720円+♨2,400円+ガソリン代3,000円)÷4=一人4,797円

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