戸隠神社 奥社 参拝2/2
2021/5/20~22 2泊3日 走行615km (ページ 9/12) 前のページへ
12:08 戸隠神社奥社の2㎞ある参道のほぼ中間地点にある髄神門から先は巨大な杉並木が500m程続いていて景色が一気に神聖な雰囲気に変わり別世界だった。江戸時代初期に植樹され樹齢は約400年で200本を超える大杉の並木には圧巻する。戸隠神社奥社社叢は長野県指定の天然記念物。ここから奥社までは約25分歩く。
12:13 右側にある一つの大杉にだけしめ縄と紙垂が下げられている杉の木がある。
吉永小百合杉と呼ばれる大きな空洞のあるある杉の木。JR東日本のCM「戸隠神社篇」吉永小百合が中に入って有名になった。
中に入って真似をする人が増えると木が傷むので、今はしめ縄がかけられ紙垂が下げられ中に入ることはできない。ここも何度撮影してもピントが合わなかったりうまく撮れない。神聖な場所やパワースポットでは不思議なことが度々起こる。
12:17 参道左にトイレがあり安心。
12:17 この辺から参道は登坂が続き奥社までは約10分。
マスクをして早歩きで歩いていたがとても息苦しくしんどかった。
12:19 奥社までは石で舗装された階段(270段)を登って行く。足の悪い方は登るのは危険そうだ。47時間中1時間しか寝てない事もありしんどかったが景色がよかったりパワースポットといわれる場所なので不思議と体が動いた。
12:25 戸隠神社奥社が見えてきた。髄神門から早歩きで17分程だった。
左には社務所。
手水舎。
手水舎から社務所と参道。1~2人の参拝者が多かった。
奥社へはさらに階段を上がった先にある。
12:26 戸隠神社奥社拝殿。戸隠神社は奥社・九頭龍社・中社・宝光社・火之御子社の五社からなる神社で、奥社・九頭龍社は隣接していて、他の三社は離れた位置にあり、九頭龍社以外社は天岩戸の神話にまつわる神が祭られている。奥社の創建は紀元前210年と伝えられ、御祭神は天手力雄命で、天岩戸の神話で天照大神が隠れた天岩戸をこじ開けた大力の神。開運、心願成就、五穀豊熟、スポーツ必勝などの御神徳がある。
天岩戸神話
昔、太陽の神様の天照大神(アマテラス)が、弟の素戔鳴尊(スサノオ)の大変な暴れん坊ぶりに怒って天岩戸の洞窟に隠れてしまうと、世の中は真っ暗闇になり、恐ろしいことや、悲しいことが次々におきた。大勢の神々は天安河原に集まりアマテラスが外に出てて来てもらうにはどうすればいいか相談した。戸隠神社の中社に祀っている天八意思兼命(オモイカネ)が「岩戸の前で踊ったり歌ったりして楽しそうにしていれば、天照大神様は気になって岩戸を開けてのぞくに違いない」と思いつき、鶏を沢山集めて鳴かせたり、火之御子社に祀っている天鈿女命(アメノウズメ)は招霊の木の枝を手に持ち伏せた桶の上で踊ると、大勢の神々は天鈿女命の踊りがあまりに面白く騒ぎ立った。すると天照大神は外の様子が気になり岩戸を少し開けると、待ち構えていた奥社に祀っている天手力雄命が渾身の力を込めて一気に岩戸を開けて天照大神に天岩戸から出て頂けた。世の中は再び明るくなり、天手力雄命は、また天照大神が天岩戸に隠れては大変と、岩戸を持ち上げ下界へ投げすてると日本のだいたい真ん中に落ちた。この時、天手力雄命が放り投げたのが「戸隠山」であるという伝説があり戸隠の名前の由来になっている。
12:27 九頭龍社拝殿。御祭神は九頭龍大神で、九頭龍社の創建は奥社よりもさらに古いとされ、伝承ではこの地の地主神である九頭龍大神が、天手力雄命を迎え入れたといわれている。古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として尊信されている。
12:30 お守りや御朱印を頂ける授与所の受付時間は9:00から17:00。1月初旬から4月中旬は奥社が閉鎖するので中社で頂ける。残雪がGWまで残る時があるそうだ。奥社参拝を終え無料で止められる戸隠森林植物園まで戻る。天気が良ければ残りの宝光社・火之御子社・中社も参拝して戸隠五社めぐりをする予定だったが、疲労や寝不足や大雨でズボンや靴はビショビショだったこともあり今回は諦めた。
12:37 参道を富士山の砂走みたいに水たまりを避けたり滑らなそうな場所を選びながら九十九折りぎみに早歩きで下っていく。
12:40 遠くに髄神門が見えてきた。帰りは下りなので早い。この後も髄神門まで写真を撮ったがみんなピントが合わずうまく撮れていなく残念。
12:43 髄神門近くを流れる変わった名前の逆さ川。
12:44 参拝者は平日で雨が降っていても次々と訪れていた。
12:54 戸隠神社奥社大鳥居前まで戻ってきた。帰りは奥社拝殿から24分で戻ってこれた。
13:08 無料で止められる戸隠森林植物園駐車場に戻り次はここから30㎞程先の長野市にある峠の釜めしで有名なおぎのや長野店に向かった。
戸隠神社奥社
住所 長野県長野市戸隠3690 TEL 026-254-2014 1月初旬から4月中旬は閉鎖 駐車場有(200台 有料)
戸隠森林植物園
住所 長野県長野市戸隠3510-35 TEL 026-254-2200 営業期間 1月初旬から4月中旬は閉鎖 駐車場有(50台 無料)
13:28 戸隠の道は傾斜や急カーブが多くてしんどい・・・。
13:30 行で走った「七曲り」はもう走りたくないので、まっすぐの県道506号線(バードライン)には行かず、この分岐で右に曲がり県道76号線(長野戸隠線)を進んだ。 曲がってすぐに戸隠蕎麦の乾麺で有名な、おびなたの工場があった。直売所があり寄る予定だったが緊急事態宣言で5月中は臨時休業中だった。テレビの「マツコの知らない世界」で、DEENの池森秀一が紹介していたおびなた 蕎麦の極み八割蕎麦の乾麺やおびなた×池森秀一がコラボした信州戸隠池森そば 二八の極みを購入したかったのに残念。最近に工場の敷地内に池森のそば畑が出来たそうでもう少し散策してみればよかった。
おびなた工場直売所
住所 長野県長野市戸隠2640 営業時間 9:00~17:00 TEL 026-254-2028 定休日 土日祝日、夏季休業、年末年始休業
14:09 県道76号線もそれなりに峠道だった・・・。でも車と一台もすれ違わなかった。
14:34 おぎのや長野店に到着。コロナ過の影響で2021/8末で閉店するそうで残念。レストランは誰も利用していなくお客さんは他に一人だけ。券売機で峠の釜めし(1,100円)を購入し食堂のスタッフの方に渡したら、店内で食べるか持ち帰るか聞かれ持ち帰りをお願いすると、持ち帰り用はサービスカウンターで注文するシステムになっていた様でサービスカウンターから持ってきてくれた。
容器は陶器ではなく軽くて便利なパルプモールド容器バージョンだった。陶器でも価格は同じでパルプ容器の方が消費期限が少し長くなるそうだ。陶器かパルプ容器か選べるはずで陶器バージョンが欲しかったが今更申し訳ないので諦めた。
釜飯の具材は、茶めし(コシヒカリ)・鶏肉・ごぼう・椎茸・筍・うずらの卵・栗・杏子・グリーンピース・紅生姜と具沢山。漬物に山葵漬・ゴボウ・キュウリ、ナス・ワサビ漬け・梅干し等。具材は旨味たっぷりで美味しくご飯も出汁がきいて美味しかった。あんずや栗も甘くて美味しい。漬物も丁寧に作られていてゴボウやキュウリが美味しかった。
14:42 次は近くのスーパーの原信更埴店に向かった。
15:13 原信更埴店に到着。金井きのこ園のキノコがたくさんあり安かった。
金井きのこ園のなめこは1パック100円・アスパラ180円と安かった。唐揚げグランプリ金賞を受賞した唐揚げと塩するめ天ぷらも購入。
15:38 次はここから7㎞程先にある今日宿泊する千曲市にある上山田温泉ホテルに向かった。
0コメント