千葉旅行 玉前神社 参拝
2020/12/26~27 二泊三日 走行240km (ページ 1/6)
新型コロナウイルスは感染拡大中で年末年始にGo Toトラベルキャンペーン一時停止が決まった。12/31に東京の一日の感染者数は1,300人を超えた。
年末前で仕事が忙しく休息を取るため、連休ではないが千葉県の房総辺りの温泉宿を予約し一泊して仕事に向かうことにした。
6:30 1時頃仕事から帰宅して少し仮眠してから出発した。まずは千葉県一宮町にあるパワースポットの玉前神社に向かった。
駐車場は無料で広い。第二駐車場もあるらしく50台は止められる。
駐車場から本殿が見えショートカットで拝殿まで行けるようになっていた。
駐車場に表参道の案内板があり表参道から参拝する。
玉前神社は住宅街の中にあり細い道を進む。
玉前神社の一の鳥居。鳥居の先では初詣に備えて露店の準備をしていた。神社に露店があると静かに参拝出来ないので個人的に境内ではやめてもらいたい。
一の鳥居を過ぎると茅の輪があり毎年6月(夏越)と12月(年越)の月末に大祓式茅の輪くぐりの神事が行われる。茅の輪を「祓え給ひ清め給え」と唱えつつ「左、右、左」と三度茅の輪をくぐり、親身についた罪・穢れを清め神々のご加護を祈る禊の神事。
右側には子宝・子授けいちょうの木が見え子授けのご利益がある。
茅の輪の先に二の鳥居。
二の鳥居の右にある御神水。飲むと鉄分が多いそうで24時間御神水を頂く事ができる。容器が無ければ授与所で100円で空のペットボトルが頂ける。
最近できたらしい水琴窟(日本庭園の装飾)の珠琴泉。真中の石に座わり耳を澄ませると美しい音が聞こえてくるそうだ。案内版によると全体の8つの石は「八方除」。中央の平らな石は「縁結石」。しめ縄を張った石は「夫婦石」で、その間にある小さな石は「子宝石」。右手の「舟石」は大海へ向かう勇気を表している。
二の鳥居を進むと三峰神社と稲荷神社があり右に曲がると三の鳥居があった。
三の鳥居の右側に手水舎があり、コロナ対策で長い水道管?の小さな穴から水が流れていて柄杓なしで手で身を清める。
手水舎は休止中。奥にはパワースポットといわれるさざれ石や子宝・子授けいちょうの木がある。気づかずに通り過ぎてしまった。
三の鳥居を進むと玉前神社の拝殿がある。玉前神社の創建は1558年~1570年の戦火により社殿や古記録等が焼失し不明だが少なくとも鎮座以来1,200年以上経過しているらしい。現在の社殿は1687年に造営され県の有形文化財。主祭神は玉依姫命(タマヨリビメ)で日本の初代天皇である神武天皇の母親となる神様。6年前に参拝した宮崎県にある高千穂神社や、今人気のアニメの「鬼滅の刃」の聖地となっている福岡県の竈門神社でも祀られている。
神話の話によると、タマヨリビメは海神(ワタツミ)の娘で海で生まれ、姉のトヨタマヒメが中つ国(高天原と黄泉の国の間=日本の領土)のホオリと結婚し、中つ国でお産の時にトヨタマヒメが「海の国の物がお産をする際に本来の姿に戻るので決して見ないでください」と言われていたのにオホリは覗いてしまった。サメに変わった姿を見られて恥ずかしくなったトヨタマヒメは生まれた赤子を置いて海の国へ帰ってしまった。子が心配になったトヨタマヒメは妹のタマヨリビメを乳母として送って赤子に「ウガヤフキアエズ」と名付けた。成長したウガヤフキアエズは育ての母のタマヨリビメと結婚し4人の子を産みその一人が日本国を建国した日本初代の天皇の神武天皇。
神話の話から縁結び・子授け・安産・子育て等にご利益があるそうだ。源頼朝が妻の政子の安産祈願をした逸話がある。
拝殿左側にある、はだしの道。入口から杜を時計回りに3周まわると願い事がかなうそうだ。足元には玉砂利が敷かれ歩くと気持ちが良さそう。
十二神社。明治初年政府の命により一宮町内の神社が玉前神社に合祀され十二神社となった。事代主命・大山咋命・大山祇命・木花開耶姫命・大物主命・少彦名命等が祀られていた。
神楽殿。
おみくじ。末社の三峰神社に戻る。摂末社などは主祭神に挨拶をしてから参拝した方が良い。
三峰神社は埼玉県秩父市にありイザナギとイザナミをお祀りしていて10年程前から行こうと思っていたが中々行く機会がなかった。9年前に埼玉県の川越氷川神社の末社で一度参拝した。参拝すると背中にスッと何か入ったような感覚になり不思議だった。神社参拝で度々こんなことが起きる。嫌な感じはしなかった。来年こそは秩父へ行こう。
隣の稲荷神社。
9:05 玉前神社の主祭神は女神様な事もありやさしい空間でふわふわした感覚になり癒された。参拝を終え、次はここから9㎞程先のいすみ市にある景勝地の津々ヶ浦に向かった。
上総一之宮 玉前神社
住所 千葉県長生郡一宮町一宮3048 TEL 0475-42-2711 参拝時間 開門 8:00/ 閉門 17時
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