榛名神社 参拝 3/3
2020/9/11~12 一泊二日 走行430km (3ページ /10) 前のページへ
8:05 国指定重要文化財の双龍門は2019年11月~2021年3月末迄、保存修理工事中だった。双龍門と左にそそり立つ鉾岩(別名ローソク岩)は榛名神社の象徴的な風景だったので見れず残念。
双龍門は1855年に建てられ、総ケヤキ造で彫刻や彩色画などに龍が多く取り入れられていることから双龍門と呼ばれている。工事中で参道の石段は一方通行になっていた。
双龍門は工事のシートで覆われえいたが一部の彫刻が見えた。
立体的な彫刻が見事だ。双龍門門扉の左右の龍の彫刻や双龍門羽目板の「三国志」の透かし彫りが見たかったのに残念。
8:07 双龍門の先は神楽殿。
七福神と思ったら天狗の像。
神楽殿は1764年に再建され、榛名神社の本殿・幣殿・拝殿と向かい合う位置に建ち、神楽を本社の神様に向かって奏上する為、舞台の床の高さは本殿の床の高さと同じに造られている。国指定重要文化財。
榛名神社拝殿。拝殿・幣殿・本社は1806年に御姿岩の前面に接して建てられ、御姿岩内の洞窟を本社として御神体が祀られている。国指定重要文化財。拝殿左の国祖社・額殿も保存修理工事中だった。国指定重要文化財。
榛名神社は2017~2025年にかけて大修復を行っていて、双龍門・国祖社・額殿の他に2021~25年拝殿・幣殿・本社、2023~25年度に神楽殿と保存修理し、9年計画で総事業費は23億円らしい。
華やかな彩色や龍の巻き付く彫刻など素晴らしい。榛名神社の創建は586年で主祭神は火の神・火産霊神と土の神・埴山姫神。他に大山祇神・大物主神・木花咲耶姫神等たくさんの神が祀られていて万能な願いが叶うといわれる。
拝殿の横に周ると幣殿・本社と接した御姿岩が間近で見れる。御姿岩は巨大な岩が絶妙のバランスで乗っていて圧倒される。巨大な岩の乗った所におおぬさが置かれている。
8:16 神様からパワーを分けてもらい気持ちよく参拝を終え、双龍門は一方通行なので本社の脇の階段を下りて社務所のある広場へもどる。この時気づかなかったが階段を下りてさらに下へと下っていけば、奇石の九折岩が見れた。女性がロングスカートをはいている姿に見える奇石らしい。
社務所前にご神水開運・開運招福お守り入り・恋・開運などのおみくじがあった。
普通のおみくじが無かったので、人気のありそうなご神水開運おみくじを頂いた。
ご神水開運おみくじは、参道のみそぎ屋の前にあるおみくじ浸し場所で水に浮かべると文字が浮かび上がってくるそうだ。
8:21 今日の天気は曇り後雨+雷だったが日差しが出てきた。パワースポットの神橋と行者渓。
神橋からの行者渓の眺めと榛名川のせせらぎとで癒される。
天気が良くなり恵比寿様が神々しい。すべての人がこんな笑顔でいてくれたらどんなに平和で楽しく生きやすいかと考える。現世は魂の修行の場と言われるのでしょうがないが。
ご神水浸し場所には3ヶ所浸し場がありご神水おみくじを浸してみた。
文字が一瞬で浮かび上がってきたが少しぼやけて読みずらい。旅行は良いが盗難注意と病気は心配なしだが腹痛注意が気になる。
読んだおみくじは隣にある廻運燈篭に、同じ干支の納め口から入れてから回転させると運が巡ってくるそうだ。
8:27 休憩所の扉が開いていた。利用時間は9:00~15:30とあったのでカギは掛かっていないようだ。
今年の6月に出来たばかりで綺麗だ。木製の椅子は趣がありいい。
8:29 横を流れる榛名川のせせらぎを聞きながら参道を歩くと心が浄化されていくような清々しい気分になる。仕事後の不眠でも足が軽い。途中で3組の参拝者とすれ違った。早朝の参拝は人も少なく気持ちよく参拝出来る。
千本杉の場所から朝日が差しが差し辺り一帯が神秘的な光景だった。
隋神門近くに江戸時代後期の画家の川口月嶺作の榛名神社の全景の絵が飾られていた。みすずの滝や御姿岩や榛名湖や榛名山まで繊細に描かれている。
三ノ鳥居?前にある一番近い駐車場のあるお土産・食事処のみやもと。駐車場は広々しているが週末は混雑しそうだ。
8:37 車を止めた榛名歴史民俗資料館に戻る。平日の早朝だと7人しかすれ違わなかったので早朝参拝がお勧め。一人での参拝時間は約60分位だった。九折岩と塞神社と東面堂を見過ごし、修復中もあったのでまた来よう。次は今日宿泊するみなかみ温泉郷へと向かう。
榛名神社
住所 群馬県高崎市榛名山町849 TEL 027-374-9050 参拝時間 7:00~18:00(冬季は17:00迄)
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